啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

(金) サウジ・ラービックでの電気会社での火災の影響

 教授が勤めるサウジの大学(KAUST)のあるところから北へ約40kmいたところに、ラービックという街があります。ここは、三井住友化学とアラムコが共同で原油からエチレンなどの化学製品を製造している大工場があって、多くの日本人の人達が働いています。

 先ほど大学の学内報で、ラービックにある電気会社の原油タンクで大規模火災が発生して、この大学の消防車も応援駆けつけているという知らせがありました。

 大学内の電気は、自家発電のエネルギー工場でも発生させているようですが、電気の供給に影響が出るかどうかが心配されています。

 エネルギー産生国ではありますが、ライフラインのフェールセイフの脆弱性が、この大学のような特殊なコミュニティでは存在しますので、日常生活に影響が出ないことを願うばかりです。