啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

期末試験の監督

研究所生活が長い教授は、併任していた総研大の授業はもちろんのこと、客員教授や特任教授をさせて頂いている大学などでは、授業は数多くやりました。しかし、試験監督というのは、遺伝研(正確には総研大の遺伝専攻)の入学試験監督を1度くらいやったことがあるくらいで、ほとんどその経験がありません。

ここサウジアラビアでのKAUST(アブドラ国王科学技術大学)でも、「ゲノム学(Genomics)」は分担して授業で教えてはいるものの、特別栄養教授ということもあり、試験問題は作りますが、試験監督は若い教授gsやってくれていました。ところが、若い教授の予定が急遽立たなくなり、代わりに期末試験の監督行うはめになりました。


試験時間は、授業と同じ1時間半。試験監督に全く慣れていない教授はこの1時間半をどう過ごすべきか悩みながら教室に入ったのですが、結構いろいろなことが起こったりして、試験監督は目の離せない忙しい時間うぃ送るということを学びました。

確かに、こういう点は研究者と教育者とでやはり異なるんだと、今更ながら学んだ次第です。