啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

KAUST学長の引退宣言

本日、2016年9月25日(日)、突然「Personal Message」としてKAUST学長からのアナウンスメントがメールで送られてきました。KAUST全員に送られたメッセージでした。
来年(2017年)8月にKAUST学長を辞任して引退すること決断し、KAUST評議員会(The Board of Trustee)に通知したとのことでした。
寝耳に水のような感じで、皆んな驚くを持ってメールを受け取ったようです。契約終了後を後2年を残しての電撃的なアナウンスメントでしたので、教授もビックリした次第です。特に、引退するするほどの年齢でもないので、何か理由があるのかもしれません。
大学世界一に3年連続で輝いたカリフォルニア工科大学の学長を6年してからのKAUST学長でありましたので、その存在は非常に大きいものがありました。
本年(2016)、研究者一人当りの論文引用数でKAUSTが世界一に輝きました。また、Nature誌のNature Rankingで、KAUSTは世界第19位に食い込みました。こういうのは、現KAUST学長の面目躍如ということではないでしょうか。