啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

英・EU離脱の余波続く

英国のEU離脱の余波続いています。東京市場を始め、世界の株式市場で急落が発生し、世界全部で210兆円にわたる経済損失が出たという報道さえ出ました。

冷静に考えれば、実際に英国が離脱するのは今から2年先。実経済はそこから変動が始まるので、「今、ドタバタしても、何も変わる訳ではない」のです。教授自身では、株式投資は行っておりませんが、世界経済は政治にも直結することから、その動向は目が離せません。

株は 「噂で買ってニュースで売れ」との格言がありますが、今回は逆かもしれません。EU離脱のレファランダム(住民投票)結果の前日と翌日では、実経済は何も変わっていないので、ちょっと頭のいい人は、絶好の「買い」のチャンスが来たと思っているでしょう。国際的な言葉となった「Mrs. Watanabe」という日本の個人投資家が得意とするいわゆる「逆張り」の絶好機が訪れたとして、おそらく月曜日以降は全面的な「上げ相場」が予想されます。