啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

雨に煙る夜のKAUST

サウジアラビアのジェッダ近郊にあるアブドラ国王科学技術大学(KAUST)に来て早2年が過ぎてしまいました。
この間、雨らしい雨にあったのは、わずか2日のみです。それが、約1週間前と本日。
日本で言えば、小雨というかにわか雨。しかし、こちらでは、1年に一回降るかどうかの「大雨」になってしまいます。
約1週間前の雨では、ジェッダ市内に洪水が発生してしまいました。今日の雨も、ジェッダ市内は洪水の可能性があります。雨があまりにも降らないため、雨水用の下水が完備されていないのです。
それにしても、夜に大学の研究室から帰宅途中、余りにも珍しい「雨に煙る夜」のKAUST を、愛車(愛用のゴルフカート:ちなみに教授はゴルフはしません)の運転席から見てみました。

下は、ヒタヒタと音もなく降る雨に濡れる我が家の玄関前の道路。

下は、夜雨に煙る我が家の玄関。