啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

(木)教員1人当たりに論文引用数でKAUST世界一

「 QS World University Ranking」というイギリスが発表する大学の世界ランキングにおいて、教授がDistinguished Professorを務めるサウジアラビアのアブドラ国王科学技術大学(KAUST)が、1人の教員あたりの論文の数で念願の世界一になったとの発表が、シャモー学長からありました。
教授も、このランキングには非常に貢献しているようです。と言いますのも、国立遺伝学研究所は、朝日新聞出版社による大学・研究所のランキングにおきまして、2011年に教員1人当たりの論文引用数が全分野において日本一でした。これは、斎藤成也教授の近隣結合法の論文の引用が断トツで、これに次いで教授の同義置換の推定法の論文の引用数が相当あり、これらでかなりの引用数を稼いだ実績があったからでありました。
KAUSTには、これら級の論文引用数を持つ研究者が数人おり、ついにKAUSTが世界一になったものと思われます。