啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

ナイミー前石油大臣と会う

たまたまではありましたが、サウジアラビアの教授の大学であるアブドラ国王科学技術大学(KAUST)の評議員会の議長であるナイミー前石油大臣が、シャモー学長やフレシェ副学長と警備隊に囲まれて移動中に遭遇し、有名なフレシェ副学長から有名なナイミー前石油大臣に、教授を「これが、我が校の有名なDistinguished Professor(卓越教授)です。」と身に余る紹介されて、途轍もなく恐縮しながら、握手でご挨拶しました。
CNNや世界中のテレビなどで見たナイミー前石油大臣は、意外と小柄ながら、人懐こい感じでにこやかに挨拶してくれました。
この教授の大学のKAUSTは、教育省の下にあるサウジアラビアの他のすべての大学と異なって、石油省の下にあるのです。その石油大臣の家まで大学のキャンパス内にあるのですから。
教授は、どちらかというと現在の石油・エネルギー大臣のカリッド・アリー大臣とのほうが面識がありますが、厚生大臣からさらに出世して、ナイミー前石油大臣の後を見事につきました。