啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

時計製造の歴史を塗り替えた時計10種

CNNが特集を組んで、選んだ「 時計製造の歴史を塗り替えた時計10種」を選定しています。。

1) The Rolex Submariner (ロレックス・サブマリナー)
通称「サブ(Sub)」。簡単なデザインながらその格好良さ、機械式ダイバーウォッチでありスポーツウォッチ。007のショーン・コネリー(Sean Connery (as James Bond) )などが身につけたことでも有名。1953年のデビュー。

2) The Cartier Tank (カルチイエ・タンク)
1918年に製造されたこの時計は、この時計を上から見ると、世界第一大戦時の戦車(タンク)のシルエットに見えるが、まさにデザインは戦車のシルエットから取られたという。多くの時計がこのデザインを真似した。

3) The Audemars Piguet Royal Oak (オデュマピゲ・ロイヤルオーク)
1972年の新発売。ステンレス鋼(ステンレス・スチール)ながら、豪華贅沢時計の走り。1969年に日本のSEIKOがクウオーツ時計を世界に先駆けて発表していたにもかかわらず、豪華さで勝負に出たスイス・ウォッチ。

4) The Ulysse Nardin Freak (ユリス・ナルダン・フリーク)
15年まえの2000年の発売の奇抜なデザインのウォッチ。
新しい型のcarrousel tourbillon を持つ腕時計。ムーブメント(the movement)自身が針とともに回転する奇抜なデザイン。脱進器(エスケープメント: the escapement)も新しい型のものだった。

5) The Swatch (スウォッチ)
1983年の新発売。スイス時計メーカーが高価で豪華な時計を追い求める中で、安くてカラフルで信頼できて大量生産できる時計が求められていた。その期待を一身に背負ったスイス時計。

6) The Seiko Astron (セイコーアストロン)
今のセイコーGPS搭載のアストロンではなく、世界初のコウーツ(水晶発信)の時計。1969年のこと。スイスの時計メーカー・コンソーシアムでもコウーツ時計を考案していたが、SEIKOは市販までも成功させている。

7) Breguet No. 169 -- The First Tourbillon (ブレゲ 169番) トゥールビヨン
アブラハムブレゲ(Abraham Breguet)によって発明されたトゥールビヨン(toubillon)。1808年のことでした。これの装置が付くだけで、現在の腕時計は、ゆうに1千万円を超えてしまいます。
トゥールビヨンとは機械式時計に搭載される機構の1つで、時計の姿勢差を克服するために発明された特殊な脱進器(エスケープメント)のことである。」

8) The Zenith El Primero Chronograph (ゼニフ・エルプリメロ クロノグラフ)
1969年の新発売。ご存知、名声高いムーブメント、エリ プリメロ(El Primero)。ローレクスのデイトナも、これを一時採用。

9) The Omega DeVille Co-axial (オメガ デビル コアクシャル)
英国人時計技師・ジョージ・ダニエルズ博士(Dr. George Daniels)に発明されたコアクシャル(Co-axial)。アキシス(Axis)とは「軸」のことなので、「同軸」構造と訳されています。1999年の発売開始。

10) The Casio G-Shock (カシオ・Gショック)
カシオの伊部菊雄氏によって「壊れない」をモットーに設計された腕時計。1983年に発売されたG-Shock DW-5000。<引用: http://edition.cnn.com/2015/06/30/luxury/gallery/10-watches-that-changed-the-world/index.html >