啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

KAUST初の読書会で「The Red Sea」

休日にもかかわらず、有志が集まって読書会を開催しました。遺伝研では約30年に渡って毎年開催してきましたが、KAUSTに来て約1年半を過ぎて、最初の読書会にこぎつけました。
また、読書対象は、600ページを超える編集本ですが、Springer社から2015年で出版されたばかりの「The Red Sea」(紅海)という本でした。
紅海についての最新情報が詰まった待望の本で、ワクワクしながら読みました。塩分濃度の高さはもちろんですが、水深2500メートルでも水温が25℃とは驚きの深海です。
この本は、地質学的な情報から、生態学的や海洋学的、そして人類学的なことまで書いてあって、本当に勉強になりました。