啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

サウジアラビアなどのアラブ連盟のイエメン空爆

サウジアラビアを中心としたアラブ連盟の諸国がイエメンの反体制のシーア派の拠点等への空爆を始めました。
 これは、イスラム国(ISIS:日本ではISILとの表現を使いますが、欧米ではISIS (アイシス)との標記で統一されてきました)の問題とは異なり、サウジアラビア南部に隣接する国ですので、こちらの在留者の我々は注意深く事態を見守っています。
 在ジェッダの日本総領事館から安全注意事項が頻繁に発せられますが、ほとんどがアメリ人を対象とした安全注意報でアメリカ大使館から発出されたものが、注意事項として回覧されてきています。
 一方、教授のいる大学アブドラ国王科学技術大学(KAUST)の中は、至って平穏です。ただ、学内警備が少し厳しくなっているような気がします。いままで、警備ポイントでのIDの確認は最小のようであったのが、各人きちんとチェックするようになってきているような印象を持ちます。
 イラクアフガニスタンとの戦争状態だったときのアメリカ合衆国にはよくいった経験はありますが、今回のような隣国での空爆が行われてる状況の国の滞在は初めてですので、非常に用心深く事態の推移を見守る必要があると思います。