スペインの研究所のガソル教授(Prof. Josep M Gasol, Ph.D., INSTITUTE: Institut de Ciències del Mar-CSIC, Barcelona, Spain)が、サウジラビアのKAUST (アブドラ国王科学技術大学)にて、4000メートルの深海におけるピコプランクトンのメタゲノミクスの話をしました。メタゲノミクスは、海水サンプルから直接にDNAを抽出して塩基配列を決定して、どのような微生物が存在しているかを調べる手法です。
ガソル教授は海洋生態学が専門と思いますが、ごく普通のようにメタゲノミクスが行われています。どうも、この分野の競争が激化してきているように思います。
しかし、どうも現在論文作成中のようです。KAUSTの関係分野の研究者もほとんどがメタゲノミクスを研究してきています。どれだけ良質な論文をどこまで早く書けるかがポイントのようです。
どうも、教授のグループも、この競争のど真ん中に突入した模様です。