啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

MRJのロールアウト

2014年10月18日、三菱航空機(株)とその親会社の三菱重工業(株)が、約2000億円を注ぎ込んで作製した我が国初の国産旅客ジェット機(MRJ: Mitsubishi Regional Jet)がロールアウトされ、その式典が愛知県の三菱重工業の小牧南工場でありました。
ロールアウト式典には、国土交通省副大臣経済産業省産業製造局長なども参列していましたが、こと飛行機となると、経済産業省の役人の中で血潮が騒ぐ方々多いという話を聞いたことがあります。
第2次世界大戦後かなりの間、自国で飛行機の製造を禁止されたきたという歴史を考えると、霞が関の方々の思いはよく分かる思いがします。
最新鋭の我が国の技術がふんだんに取り込まれていると言うことで、三菱重工業の関係の方々、特に設計•製造に関わられた人々のご苦労は大変だったと思います。
来年2015年に試験飛行が予定されているということで、大いに期待しているところです。<参考:http://m.ustream.tv/channel/mrj-roll-out-ceremony>