いっぽう、戦闘機の場合、敵機との空中戦で主導権を取れるような高運動性が要求されます。このスチルス性と高運動性の両方を同時に実現できる機体とエンジンの開発が必要となります。 純国産ステルス戦闘機「心神」は、そのエンジンがアフターバーナーによる…

実は、同じ三菱重工の小牧南工場で、先進技術実証機という純国産初のステルス戦闘機が作製され、2015年1月に初試験飛行が予定されています。そのコードは“ＡＴＤ−Ｘ”（心神＝しんしん）」と名付けかれています。「心神」とは富士山のことです。 スチルス性と…

この国産旅客ジェット機MRJには、国産のエンジンではなく、米国プラット&ホイットニー社エンジン(Pure Power PW1000G)が採用されています。 やはり、できたら国産エンジンをつけて世界の空を飛んで欲しいと思います。 おそらく、近い将来そういう日も来るこ…

ローンチカスタマーとは、新規製造航空機の最初の使用予定航空会社、つまり最初の航空会社のお客さんのことで、MRJでは、ANA (全日本)でした。 この分野では、ローンチカスタマーというのは非常に重要なようで、全日本の社長さんがこのロールアウト式典で壇…

2014年10月18日、三菱航空機(株)とその親会社の三菱重工業(株)が、約2000億円を注ぎ込んで作製した我が国初の国産旅客ジェット機(MRJ: Mitsubishi Regional Jet)がロールアウトされ、その式典が愛知県の三菱重工業の小牧南工場でありました。 ロールアウト式…