キャセイ・パシフィック航空は、香港ベースの航空会社ですが、サービスの質とその手間がけのバランスが絶妙にいいように想われます。
いわゆるサービス効率が非常にいいように想われます。ビジネスクラスもエコノミークラスも食事が終わると、水のペットボトルがひとり1本づつ配られます。
たしかに、このほうが好きな時に水が好きなだけ飲めます。サービスからすると、コップに入った飲み物を添乗員が歩き回ってもらうほうが心がこもっているようですが、乗客からするとペットボトルのほうがずっと楽です。
この例だけでなく、米国の航空会社と異なって、マニュアル的でないように見えるようなサービスがあるものの、結構労働効率よく仕事が処理されるところがあるのです。
これが香港流のビジネスの一端なのかも知れないと思うところがあります。きっと、乗客の要望を細かく吸い上げるシステムがどこかにあるはずと思われます。
今後の組織運営やプロジェクト遂行に、有用なヒントを与えてくれます。