エミレーツ航空は、ドバイ経由ながら、教授のいるサウジアラビアのジェッダという都市と東京を最短で結んでいます。だいたい全部で約14時間しかかかりませんので、非常に便利です。
一方、シンガポール航空などですと、便の取り方によってはシンガポールで9時間待ちなどということが起こってきます。スターアライアンスなので、それも覚悟して乗ることも可能ですが、さすが9時間待ちとなると、一仕事が終われるような時間でもあります。
このエミレーツ航空の便は、ジェッダとドバイ間は、あの有名なA380という最新の巨大エアバスですので、どのクラスの座席も比較的に取れやすい状況です。
しかし、ドバイー東京間はボーイング777ですので、もちろんA380に比べれば一回りほど小さな機体となります。
この便のビジネスクラスの座席を取るのは、1ヶ月前でも非常に難しい状況になっている模様です。ファーストクラスとエコノミークラスは比較的に取りやすいのです。
これは、日本とドバイ間ではかなりビジネスが活発化していることを意味するのかも知れません。
とにかく、ドバイの活況には現在も目を見張ると言われていますが、これは一時危惧された「経済バブルの崩壊」をアラブ首長国連邦政府が巨額な資金を投入し続けてこの崩壊を防いだと言われています。この真偽や、実際の状況はどうだったのかは検証してみる価値があるように思われます。
我が国が苦しむ財政赤字の累積は、いわば約20年前のバブル経済の負債を国民みんなが形を変えて背負っていると言えないこともありませんので、ドバイの状況は、その意味でも勉強の価値があるように思われます。