啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

東京駅の混雑からみるアベノミクス

 最近の東京駅の混雑は、半端ではありません。昨日も夜9時を過ぎているというのに、朝のラッシュアワーのような人の混雑が東京駅のコンコースで続いていました。
 夕方には、コンコース内のお店も長蛇の列。教授の世代ですと、約20年以上前の「経済バブル」の時代を思い出してしまいました。
 特に、昨日は金曜日の週末ということもあり、3月の春休み間近かということもあったのでしょうか。
 東京証券市場の日経平均もすごい上昇を示し、ニューヨーク市場も史上最高値圏を維持しているということで、外的環境も加えてアベノミクス期待景気とも言うべき状況のように想われます。
 ただ、デパートなどの高額商品が売れているという割りには、地方の街や繁華街はまだまだのようで、アベノミクスの浸透を待てばいいのか、そこまでは浸透せず、つまり地方までは到達せずに、期待倒れで物価高だけで終わってしまうのか、私たちだけでなく世界が注目しているようです。