啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

ルーブル美術館・ランス開館と地域活性化

 本年2012年12月4日に、フランス北部の炭鉱の街ランスに、ルーブル美術館の分館が開館しました。パリから高速鉄道で約1時間15分というので、アクセスには何の問題もない距離です。
 ランスは、フランス人でもあまり知られていない街らしいですが、約20ha(ヘクタール)の土地を開発してのルーブル美術館分館の建設は、地域活性化だけでなく、一気に世界遺産登録までも狙う積極的な観光客誘致の戦略がそこにあると言われています。