啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

モロッコへの思い出

 教授が、AIDSとHIVの研究でモロッコのシンポジウムに呼ばれたときのことを、鮮明に覚えています。とても豪勢な旅でした。たしか、池尾さんが同行していました。
 東京からパリに一度向かい、パリで1拍しましたが、そのパリのホテルで早速にウエルカム・パーティがありました。そのときから、清水信義慶応教授(当時)ご夫妻とご一緒でした。
 その後、パリからモロッコカサブランカに飛びました。それも、エア・フランスのファーストクラスで、その時初めて飛行機の座席が180°の完全にフラットになることを知りました。教授は、今までの海外出張が150回を超えますが、ファーストクラスのご招待は数少ないものです。
 パリからカサブランカに到着し、いまだに理由も分からないのですが前後を王室警察の隊列で守られながら、エッサウィラという素敵な街のシンポジウム会場まで、バスで6時間以上もかけて移動しました。それもそのはず、エッサウィラカサブランカから南西に約350kmもあったのでした。