啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

臨床機関からの塩基配列データの取り扱い方

 それでなくとも超大量な塩基配列データの産出で、研究現場が右往左往している現状の中で、数年後には洪水のような臨床仕様の塩基配列データが溢れてきます。まさに、「ビッグデータ」の大きな課題が現実化してきます。
 倫理問題も重要ですが、それも含めてあふれ出る超大量な塩基配列データをハンドリングする技術不足が露呈してきます。研究課題としての塩基配列データ処理技術とはまた別に、臨床などの応用現場における情報処理技術の発展が直ちにに必要となってきているのです。