啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

東大の定年制

 東京大学は、以前に定年退官の年齢を、3年に1歳を伸長させており、この3月に定年になられるのは、64歳の先生の方々です。来年の2013年度から、定年が65歳に固定されることになります。
 また、他の多くの国公立大学や遺伝研などの国立研究所の教員は、すでに定年を65歳に延長しております。さらに、70歳の定年もあった私立大学大学も、多くが65歳定年制になっており、来年には大学・研究所の定年が「65歳」でほぼ軒並みそろうことになります。
  このため、教授の知っている先生も何人か、今年あるいは来年に定年を迎えられます。
 一方、企業のいわゆる「役職定年」は、かなり企業ごとに異なるようです。これは、取締役や執行役員などのように株主総会の承認による2年ごとの「役員」の任期とは異なるもので、「部長」や「本部長」の役職の方々の定年のことで、これを「役職定年」というようです。
 55歳から60歳+アルファまで役職定年は、企業や役職によってもかなり異なるようですが、一般に大学や研究所よりはかなり早めの定年のようです。
 したがって、教授の知っている企業の役職の方々も、定年も迎えてこられます。