啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

目的としての「白い箱」型住宅

 そして、この「白い箱」型住宅の獲得のため、人々は、勤勉に働くことを学び、土地の私有制を洗練し、住宅ローン制を発明してきたとします。
 いわば、この箱をエンジンとして、労働が、工業社会が、そして資本主義経済がまわりだしたと、考えるのです。
 その始動の原点が「リスボン地震」にあり、その到達点が20世紀文明であるといいます。