啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

急がれる我が国のベンチャーキャピタルのさらなる育成と充実

 特に、我が国におけるベンチャーキャピタルの育成などが大きく遅れ、豊富な生命科学の知識を持ちかつ財務や投資関係に強い人材がほとんど皆無といっていい状況であるようにおもわれます。このため、ベンチャー資金の供給先が枯渇し、供給先が見つかっても技術評価やそのベンチャー企業の業務の将来性評価ができないため、ベンチャー企業が資金を得られない状況が大きく発生しました。
 一方、国ももちろん県や地方自治体がベンチャーキャピタル的役割を持っている組織から資金援助を受けているベンチャー起業は、今も比較的元気に活動しているところが多いようです。