啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

列車と紙吹雪

 昨日、午前遅めに東京に向かうため、予定の新幹線にぎりぎりの時間で乗れたものの、出発前の時間がなさ過ぎて、バッグの中に必要な書類をごちゃごちゃに入れて持ち込んでしまいました。
 このため、座席に座わり次第、バッグの中の整理を始めてしまいました。ところが、捨てるべき全く不要な書類も持ち込んでしまったようで、それらをまとめて捨てることにしました。
 不要な書類のひとかたまりを捨てようと、デッキのごみ箱の前まで持って来たとき、シュレッダーはもちろんないので、手で引きちぎって多数の断片にして捨てようとしました。
 急いでいたせいか、書類の多数の紙の断片をゴミ箱へ放ったつもりが、的が外れたようにゴミ箱は入口の手前で散らかり、まるで紙吹雪のようになってしまいました。
 「おっととっと!」とお菓子の名前のような独り言を発しながら、紙断片を拾いながらも、紙吹雪がきれいだなとふっとデジャブーのように、映画の一コマを思いだしておりました。