啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

「一握の砂」

 石川啄木の「一握の砂」にでてくる
    いのちなき砂のかなしさよ
    さらさらと握れば
    指のあひだより落つ
 を思い出しました。こちらは、最愛の息子を亡くして、憔悴しきった啄木の悲しい歌です。内容は異なりますが、「砂の器」に何か通じるものがありますね。