啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

感覚器の進化


 教授の研究室では、「神経系や感覚器の進化」をゲノムや遺伝子発現から解明しようというのが、主要テーマの一つになっています。
 最近読んでいる本が、BLUE BACKSの「(図解)感覚器の進化〜原始動物からヒトへ 水中から陸上へ〜」(岩堀修明著)です。「壮大な五感の大河ドラマ」の派手な帯が表紙に付いています。
 この岩堀先生の本は、解剖学的視点から感覚器の形態的進化が述べられていますが、科学的に面白く、教授が知りたかったことがわかりやすく解説してあります。
 この本は、2011年1月20日が第1刷の初版ですので、比較的に新しい本ですし、岩堀先生の「イラストレイテッド」シリーズの人体の構造や中枢神経系の著書もファンが多いと聞いています。