啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

破格の「巨大地震」と悟る 

 それでは、いよいよこの現場を離れようとする頃には、教授の小グループは、(I特任教授、S特任教授、Zファイザー部長)から(K部長、Y先生、O東海大学特任教授、Sさん)の5人となっていました。
 もう携帯電話は、完全に不通になっていました。携帯電話のワンセグを何人かが見ていたので、リアルタイムでニュースがどんどん入ってくるようになりました。
 それで、仙台での津波が7.5mになったとか、10mの高さの津波が来たとか、東京の震度は5弱だったが、宮城県では震度7強でたあったとかで、もう今回の地震が破格の「巨大地震」であることは、十分に認識できました。
 いろいろな情報を総合すると、遺伝研は大丈夫そうで、安心しました。ただ、お台場のテレコムセンター近くのビルが火災で炎上中との情報や映像が出てきて、BIRCの入っている経産省のバイオ・IT融合ビルやTIME24ビルを非常に心配していたのです。