啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2014-04-29から1日間の記事一覧

我が国の選択

米国の研究者のもつと厚みと力強さに見合う我が国の対応策は、どうするべきか? たとえ現在に問題があるとしても、将来の解決策は何があるのか? といったことが問題になるののは当然です。 これらの問題は、経済状況と直結している部分も非常に多いので、そ…

米国研究者の厚みと力強さ

米国では、NIHやNSFだけが唯一のグラントではないところが、米国の懐の深いところです。実際、いろいろな外部資金が存在し、出来る研究者の多くはその外部資金で「したたかに」生き残っています。 そして、世代にわたって優秀な人材が出てきており、教授の研…

NIHのグラント採択率の微増

アメリカのライフサイエンスの中心地のような役割を持つNIH (National Institutes of Health; 国立保健衛生研究所)が出す研究費のグラントの採択率が、オバマ政権の前は約18%であったのが、ここ5ー6年は最低で約8%程度まで下がっていました。これが、最近で…

米国経済の改善とニューヨーク市場の指標

米国の失業率が改善を見せ、住宅市場も回復してきて、アメリカ経済は順調に回復してきているように思っていました。 ニューヨーク市場のダウ平均も、このところのウクライナ情勢などのギクシャクとした動きはあるものの、全体的には東京市場の日経平均よりは…