啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

我が国の選択

 米国の研究者のもつと厚みと力強さに見合う我が国の対応策は、どうするべきか?
 たとえ現在に問題があるとしても、将来の解決策は何があるのか?
といったことが問題になるののは当然です。
 これらの問題は、経済状況と直結している部分も非常に多いので、そこまで含めて考える必要があります。
 教授は、「生活水準を落として、税収に相応しい生活にだんだん変えて行く」か、「思い切った移民政策を実行して現在の国家予算に税収が近づくような人口増加を図りGDPを拡大させる」か、のどちらかしか選択はないように想われます。
 おそらく、生活レベルを低めた生活には、もう戻ることはほとんど無理でしょう。そうすると、後者の選択しか残されていません。移民政策を本気で考えていかないといけない局面にきていると思われます。
 それによる社会不安や所得格差問題、予見される人種差別や参政権問題など、多くの社会問題を覚悟してその解決策まで含めてヴィジョンの策定が早急に必要と思われます。