啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

PPIとCPI

 生産者物価指数(PPI)と消費者物価指数(CPI)は、比較的に生活と密着した経済指標です。

 物価指数に「生産者」と「消費者」があったというのは、いつも聴き慣れている割には、明確に理解していなかったように思います。

 「物価指数(ぶっかしすう、: price index)とは、物価の変動を指数にしたもの。価格の情報だけをもとにして計算するのではなく、サービスの量と価格をもとに計算される。消費者が日常購入する商品やサービスの価格を指数化した消費者物価指数、企業間での商品取引価格を指数化した企業物価指数、名目GDPを実質GDPで割ったGDPデフレーターがある。」(Wikipedia)

 

「生産者が出荷した製品や原材料などの販売価格の変動を調査・算出した経済指標。
「卸売物価指数」として公表している国もあります。英語表記「Producer Price Index」を略して「PPI」と呼ばれます。生産者物価指数は、全調査対象の物価動向を示した「総合指数」のほか、製造段階別(原材料、中間財、最終財)、品目別、産業別などさまざまな分類があります。世界各国で発表され、各国(地域)のインフレ動向を測る重要な経済指標として、消費者物価指数(CPI)とともにマーケットでも注目されています。」 (大和証券 金融・証券用語)