啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

(月) 「涙」の日本食!

 約1週間前に、サウジアラビアの大学KAUSTのキャンパス内の自宅で、約3ヵ月に亘って自宅に閉じこもるように規制されている人々を慰めようと、大学のボランティア団体が、ラマダン明けのエイド休暇(arid Holidays)をお祝いして、昼食あるいは夕食の無料配布を実施しました。

 事前にインターネットで料理を指定して(フレンチや日本食など6種類から1種類を選択して)申し込みと、自宅の玄関まで配送してくれるという、とても有難いものです。

 そこで、これに申し込んだところ、予約通り本日の午後1時半頃に玄関の予備鈴がなりました。マスク姿のアラブ人の男性が大きなブラウンバックを下げて立っていました。すぐに、注文したランチのデリバリーだと分かり、胸に手を当てながら感謝の気持ちを表しながら受けとりました。

 待ち遠しくしていた日本食です。KAUST大学全体で4000食以上の注文があったと言うことでしたので、それを無料でボランティアでやってくれるなんて、本当に「涙」の感謝以外にはありません。本当に嬉しく思った次第です。

 早速に、ダイニングルームの食卓にブラウンバックを持って行って、中を開けて中身を取り出しました。いろいろなものが入っていますが、御目当ての待望の日本食のランチボックスを発見。早速に蓋を開けました。すると、、、。

 

 

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  まだ、何も食べていないのに、たったこれだけ?!何かの間違いではないのかと、ブラウンバックの表を見てみると、確かに書いてありました「Sushi 6 pieces」と。ランチボックスの中の小さなスシを数えると、確かに6個!・・・

「涙」の感謝!!

 

 でも、考えてみれば、例えば日本でボランティアで無料でアラブ料理のランチボックスを配布qするとしたら、これよりうまくできるだろうか?  子羽かそう考えると、十分以上によくできrてちと思えてきました。そこで、またまた「涙」に感謝!!!

 でも、食べてみると、カニカマが多く使ってありましたが、美味しかったです。

 思い出の日本食ランチボックスとなりました。