仏教における「究極の悟りとは何か?」という問いに、その答えの一つが、
「究極の悟り: 阿耨多羅三藐三菩提 (あのくたらさんみゃくさんぼだい)」と言われるとのこと。漢字に直すと上記のようになるようですが、元来はサンスクリット語を音読しての表記なので、難しいはずです。
ブリタニカ国際大百科事典の小項目によりますと、「サンスクリット語 anuttarasamyaksaṃ bodhiの音写。仏教用語。最高の理想的な悟りのこと。無上正等覚などと訳され,阿耨菩提 (あのくぼだい) などと省略される。」とのことです。
あの有名な「般若心経」の一節にも出てきますが、 基本的に般若心経を読まない宗派の浄土宗のお経にも出てくるようです。