啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

研究活動レポートと査定

教授が務めるサウジアラビアのアブドラ国王科学技術大学(KAUST: King Abdullah University of Science and Technology)では、教員(Faculty)は、アメリカの大学のシステムを取り入れていますので、毎年1月の末までに前年の1月から12月までの活動の報告書を提出しなければなりません。
この報告書は、発表した論文リストはもちろん、研究発表が学会発表、受賞歴、学生の受け入れ人数、学位審査などの委員会への参加歴、共同研究者名リスト(同大学内、サウジ国内、国際)、教えた授業コース、授業で配布した資料の履歴、受けたグラント(研究費)、パテント、学内での委員会などへの参加歴(学科レベル、全学レベル)、社会貢献など、徹夜してもおよそ2日も通常かかります。
ようやく、その報告書が昨夜終わりました。2ヶ月も提出が遅れて、学部長さん、ごめんなさい!