啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

Education Day (エジュケーション・デイ)

教授のいるアブドラ国王科学技術大学では、3つある学部のそれぞれにおいて、「エジュケーション・デイ(Education Day)」と言うのがあります。教授は、計算生物科学研究センター(CBRC: Compuational Bioscience Research Center)という計算科学学部の下にある研究センターに属していますが、同時に生物環境科学工学部(BESE: Biological and Environmental Science and Engineering)にも属しています。
今日は、その生物環境科学工学部の「エジュケーション・デイ」でした。朝8時半から午後5時まで、授業のコースの見直しや、「ホット・トピックス(Hot Topics)」と言われる新しい分野を担当のファカルティ(Faculty: 教授・准教授・助教授陣)が順次紹介して、新コースにするかどうかを討議します。
それにしても、丸1日話すことがあるのかと思いますが、ファカルティはほとんど欧米の人達なので、議論好きというか、「意見を言わないと存在しないのと同じ」という精神の教育を受けてきているばかりの連中なので、むしろ時間が足りないくらい議論が活発なのです。