啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

共有する経験と共鳴する心

東日本大震災を経験している日本人は、他の誰よりもネパール大地震の現在の状況を共有し、なんとか少しでも助かる命を救って欲しいという心が共鳴していると思います。
また、その標高の高さから夜の冷え込みの厳しさを推測するとき、家を失い家族を失ったネパールの被災者の方々の状況は、想像を絶するものがあります。
ある人が言っていた言葉を思い出します。「そこに1万人の死者があるとき、1万人の集まった死があるのではなく、1つづつの個別の死が1万件あったと考えるべきだ」と。その通りと思います。
東日本大震災では、実に18,475件の死や行方不明があったのでした。