啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

夏のセミナー:"Campbell Biology" 9th Edition


 56の章からなる大著です。一般の現代生の物学の教科書ですが、ななかの大著です。
特に、すべての章に、「Evolution」の重要さが語られ、他の関連する項目との橋渡しの説明がなされるところは、非常によくできている教科書です。
Unitが6つに設定され、そこにすべての章が分類されて入れこまれています。
 ゲノムや遺伝子発現の研究がもっと効果的に活かされる生物現象をさがすのにもってこいの教科書と言えるでしょう。
 高校生の生物学オリンピックの最良の教科書といわれているのに、実に納得です。
もっと時間があれば、じっくりと読んでみたい本でもあります。
 各章の始めに「Key Concepts」がリストされてあり、各省の最後には「Review」でまとめてあります。<Evolution>というサブタイトルは、進化との関連が的確に示されています。