啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

遺伝学普及会と三島市が協定


(写真は、静岡新聞2103年6月21日(金)朝刊より)
 伊豆日日版2013年06月21日付け「三島市と遺伝学普及会連携協定を締結 市民に学習機会提供」
三島市は20日、財団法人遺伝学普及会との間で連携・協力を強化する協定を締結した。同財団が地方自治体と協定を締結するのは初めてで、協定により今後両者が連携し、国立遺伝学研究所(同市谷田)の研究成果を市民向けに分かりやすく情報提供したり、遺伝学講演会や子ども向け学習会などを開いたりする。
 同普及会は国内唯一の国立遺伝学研究機関である同研究所の設立準備母体として発足。協定締結は、市民らの文化教養を高めるとともに、市内に立地する研究所について誇りを持ち、再認識してもらう狙いもある。
 協定内容は(1)遺伝学に関する講演・講習会などの実施(2)遺伝学の知識の普及と研究活動への支援拡大(3)科学者を目指す子どもの育成支援(4)研究所と普及会、市との関係強化−など。具体的には秋頃をめどに市民向け遺伝学講演会の定期開催をスタートし、このほかアリなどを題材にした小中学生向け学習会といった事業展開を予定している。
 同普及会の森脇和郎会長、同普及会常務理事でもある同研究所の五条堀孝副所長と城石俊彦教授らが市役所を訪れ、豊岡武士市長とともに協定書に調印。豊岡市長は「協定を機に連携を深め、とりわけ小中学生の子どもたちに関心を持ってもらえるようにしていきたい」、森脇会長は「遺伝学の知識の普及というものをそれなりにやっては来ているが、今回のように市と協定を結ぶというのは大変力になる。これからよろしくお願いしたい」とそれぞれ述べた。
 同市内ではこれまで、昨年4月に日本大国際関係学部北口校舎のこけら落としとして「生きた化石シーラカンスゲノム解析」「ゲノムDNA情報が開く新しい社会」をテーマにした三島サイエンスフォーラムなどが開催されている。」
(引用:http://izu-np.co.jp/nakaizu/news/20130621iz3000000088000c.html