啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

「ジェネレーション Y」

 米国における現在30代後半の世代を「ジェネレーション Y」というようです。これは、ベビーブーマーの15年後くらいに生まれた世代を「ジェネレーション X」というのに対して、名付けられたといいます。
 人口ピラミッドで人口の一番多い世代が40歳代になるころに、経済が活性化するという経験則があるそうで、あと数年ほどでジェネレーションYが40歳台になるということで、ジェネレーションYに期待がかかっているとも言われます。
 また、このジェネレーションYは、社会に対し比較的に肯定的にみる世代のようで、今後のアメリカ社会の行く末を占うのに、重要な世代ななおでしょう。

註1)<「ジェネレーションX」とは>
「ジェネレーションX(Generation X)は、アメリカ合衆国において、1960年から1974年までに生まれた世代である。X世代(エックスせだい)ともいう。」
 「語源:ダグラス・クープランド著『ジェネレーションX〜加速された文化のための物語たち』(原題:Generation X: Tales for an Accelerated Culture)に由来する。」
 「特徴:ケネディ政権の時代からベトナム戦争までの時代に生まれた世代である。
 しらけ世代や新人類のアメリカ版に相当する世代であり、ベトナム戦争の最中から終結直後にかけての時代に10歳を迎えた。生まれた時期はテレビの爆発的な普及が始まった時期であり、キューバ危機やヒッピー運動の時期に1桁台を過ごした。そして、ヒッピー運動の衰退とベトナム戦争終結による「しらけムード」の中で10代を過ごした。
 成人する1980年から1994年にかけては冷戦末期からソ連崩壊の時期であり、ジャック・ウェルチを初めとする大資本家が「リストラ」「ダウンサイジング」と称した整理解雇ブームを惹き起こした時期であった。このため、ジェネレーションXは軒並み就職難に遭遇した。なお、チリなど南米諸国の同世代も、1980年代の「失われた10年」に遭遇した就職難の世代である。
「ミー・ジェネレーション」という別名を持っており、個人主義と内向性を特徴としており、政治や社会に対して冷めている傾向が強い。」
(引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3X

註2)<「ジェネレーションY」とは>
 「ジェネレーションY(Generation Y)とは、アメリカ合衆国において1975年から1989年までに生まれた世代である。Y世代(わいせだい)あるいはエコーブーマー(echo boomers)ともいう。」
 「特徴:ベトナム戦争終結からベルリンの壁崩壊(冷戦終結)までの時代に生まれた世代である。第二次世界大戦終結後に生まれたベビーブーマーの子供世代であり、「親が2人とも第二次大戦後生まれ」の子供たちである。
 一桁台から14歳までの時期に冷戦の終結社会主義の没落に遭遇し、10歳〜20歳になる時期にインターネットの爆発的普及を経験した。この為、インターネットを駆使して活躍する者が多いといわれている。又、15歳〜25歳になる時期にアメリカ同時多発テロ事件に遭遇しており、政府の経済や社会政策への介入を肯定的に見る者が多い世代でもあり、バラク・オバマを大統領に当選させる原動力にもなった。」
(引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8D%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3Y