啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

ついに1ドルが96円台に

 米国では、ついに1ドルが96円台に突入した模様です。
 先ほどの失業率の改善で、また米国経済は上昇期待で、大きく上を向いて動いていくものと想定されます。
 このような日米の経済の過熱的な前倒し期待相場が、われわれの実体生活にいい効果をもたらしてくれるといいのですが・・・。
 一方、北朝鮮情勢は、国連の安保理による制裁に反発して、北朝鮮が一方的に南北不可侵を破棄するなど地政学的なリスクが極端に増してはいますが、無関係のように日米の市場や為替は上に向かっているようです。

 <引用:「円、96円台に急落=3年7カ月ぶり〔NY外為〕(8日朝)」時事通信 3月8日(金)23時30分配信 >
 「【ニューヨーク時事】週末8日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、市場予想を大幅に上回った2月の米雇用統計を受けて売られ、急落した。円は一時1ドル=96円60銭と、2009年8月13日以来約3年7カ月ぶりに96円台を付けた。午前9時現在は1ドル=96円15〜25銭と、前日午後5時(94円78〜88銭)比1円37銭の大幅な円安・ドル高。
 米労働省が発表した2月の米雇用統計では、非農業部門の就業者数は前月比23万6000人増と、市場予想(ロイター通信調べ)の16万人を大幅に上回ったほか、失業率も7.7%と前月から下落した。これを受けて、米景気先行きに期待が広がり、円売り・ドル買いが進行した。
 また、堅調な欧州、アジア株価を背景に投資家らのリスク回避の動きが後退したことから、比較的安全な資産とされる円を売る動きも強まり、円相場を押し下げている。
 ユーロは米雇用統計を受けて円売り・ユーロ買いが強まり、対円では一時1ユーロ=125円98銭と、2月13日以来約3週間ぶりの高値を付けた。同時刻、対円では同124円95銭〜125円05銭(前日午後5時は124円26〜36銭)、対ドルでは1.2990〜3000ドル(同1.3103〜3113ドル)。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130308-00000038-jijc-brf