啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

「種の起原」の日本での翻訳版

 チャールズ・ダーウィンの「The Origin of Species」の我が国での翻訳は、1896年から、複数回にわたっていろいろな翻訳者によってなされています。
 アナーキズムでも有名だった大杉榮も、1915年に翻訳本を出版しています。当時、このダーウィンの本は、我が国においても思想的に大きな影響を与えています。

<参考>
「日本での翻訳刊行:
  最初は1896年に、立花銑三郎により『生物始源』という題で翻訳された。1905年に、東京開成館が『種之起原』と題して出版。1915年に大杉栄による翻訳本『種の起原』も出された。
  今日最も入手が容易な翻訳書は、岩波文庫版『種の起原』(上下、八杉龍一訳)である。これは原書第一版を基本とし、後の改訂が脚注として補完されている。2009年には、原書初版の翻訳『種の起源』(上下、渡辺政隆訳)が、光文社古典新訳文庫で上梓された。」
(引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%AE%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90