啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

鹿児島県水産技術開発センター

 鹿児島中央駅から、高速道路は未完成のため山の中の途中までしかないとのことや、ちょうど濃霧で視界が極めて悪いと言うことから、一般道路で行くことを決定。およそ、2時間弱で鹿児島県水産技術開発センターに到着、
 事前に到着予定を午前10:30とお知らせしていたものの、カーナビが高速度道路優先にルート案内であったせいもあって、鹿児島市内周辺で右往左往したにもかかわらず、約15遅れの午前10:45には到着しました。
 鹿児島県水産技術開発センターの佐野悦郎所長、福留己樹夫(みきお)副所長兼企画研修部長、中村章彦(あきひこ)漁場環境部長、折田和三(かずお)研究主幹、西広海(にし ひろみ)研究専門職の皆様のお出迎えを受けました。
 赤潮の発生状況やサンプリングのあり方など、幅広い意見交換がなされました。その後、研究室や様々な施設を見学させて頂きました。その後、赤潮発生現場の山川湾に向かいました。すでに、赤潮は収束していましたが、どういう状況かの現場をどうしてもみておく必要がありました。
 この山川湾の赤潮は、通常のシャトネラではなく、いわゆるシュードシャトネラという別の門の微小プランクトンによるものとの可能性が大きいことを、長井さんが教えてくれました。
 海洋微生物のメタゲノム解析を狙う教授達のグループにとって、「赤潮」対策は非常に重要なプロジェクトの一環なのです。