啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

今日の富士山


 外気温は非常に低いのに、空は晴れ渡っている今日でした。東北地方や北海道では大雪という話でしたが、三島のほうは素晴らしい富士山の見える一日でした。
 特に、昨日は、名古屋で大雪となり、静岡県でも浜松や磐田では雪が舞ったと言うことでした。幸い、三島では朝夕の冷え込みは非常に激しいものの、昼間には冬の太陽が燦々と降り注ぐ良い天気が続いています。
 本日の午後、新任の野澤助教と打ち合わせや議論を行っていましたが、ふと窓をみると、写真の富士山が威風堂々とそびえ立っていました。
 「田子(たご)の浦ゆ うちいでて見れば真白(ましろ)にぞ 富士の高嶺(たかね)に 雪は降りける」(山部赤人


今年の冬の富士山は、なかなか雪が斜面に積もりませんでした。
 地表面の温度が異常に高くなっているのではないのかとか、地殻変動の影響が大きく関わっているのではないか、などの噂も誠しやかに飛び交いました。しかし、結局は、例年のような冬景色を富士山は見せてくれました。