啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2011-02-07から1日間の記事一覧

今日の富士山

少し霞みかかった富士山は、ようやく全山の8割り方が雪で覆われています。 日本海側は大雪というのに、今年は2月の中旬にもう入ろうとしているのに、富士山は全山が雪で覆われていません。

刑事鑑定研究会での講演

静岡地方裁判所の刑事鑑定研究会では、「DNA鑑定〜犯人と被告人の同一性の立証について〜」という題目で講演しました。 原田総括判事が全体の御世話をされて、刑事を専門とする判事・判事補の先生方と書記官の皆様のご出席がありました。 静岡県下の各支部か…

知性の極限を希求する「科学者」であれ!

研究者というか科学者の特権は、とことん知性の極限を求めることだと思います。 昨今、「タックス・ペイヤーへの説明責任」とか「社会還元」とかが声高に叫ばれます。 実際、社会の一般の方々に科学者や研究者が何をしているかを説明することは、重要な事で…

裁判官と科学者

判事の先生方では、「社会常識」を基準に裁定を下しますが、その「社会常識」の基準を巡って事実認定が争われます。一方、科学者は、「社会常識を破る」ことが求められる職業で、誰も知らない知見や常識を越える発見を求め続けます。 皮肉にも、全く異なる目…

三権分立の意味

こういう講演の機会に際し、やはり「行政・立法・司法」の三権分立の役割の明確さとその重要さを身をもって知った感じがします。 日本国憲法を学生時代に学部の教養講義として習い、今まで、それこそ「教養」としての三権分立の理解でありましたが、三権分立…

静岡地裁

本日中、静岡地方裁判所にて、刑事鑑定研究会で午後3時から約2時間に渡って講演しました。