啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

「生き抜くこと」から「生き甲斐」へ

 このような状況から、日本が「老齢化社会」の先進国といわれる所以なのです。そこで、福祉事業のとくにソフト面は、日本古来の「おもてなし」思想と相まって、非常に高品質の事業モデルに成長する可能性を感じています。
 特に、福祉事業のIT(インテリジェント)化やロボットの導入等、先進技術の導入がきわめて遅れているように想われます。このようなことができてくると、国際的にも先導的な福祉事業モデルが出現してくると考えられます。
 そのことは、同時に人生の最終章を頑張って「生き抜く」だけでなく、安心して意味ある人生を送れる「生き甲斐」をもつことも十分に可能となるものと想われます。