啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

Prof. Paul TerasakiとDr. Silvana Gudieri


(写真上は、講演後に、大会長からの感謝状をもらって笑顔を見せるProf.Paul Terasaki (USLA, US)、写真下は座長の間陽子先生(理研)から大会長の感謝状を受けるDr. Silvana Gudieri(Perth Royal Hospital, Australia))


 9:00から引き続いて、Prof. Paul TerasakiとDr. Silvana GudieriのPlenary Lecture IIとIIIが行われました。
 Prof. Terasakiの「A 100 year history of studies of humoral immune system」は圧巻でした。座長の教授は、事前に時間ベルを鳴らすことをProf. Terasakiに説明したら、苦笑されました。
 実際、予定ベルの30秒に講演が終了しました。このような老練な技は、教授の講演技術を越えます。一流のプロボクサーが、シャドウ・ボクシングで時計を見ずして3分きっかりで動きを止めることが出来る技に似ています。
 Silvanaの講演も、次世代シーケンサーを用いたHIVHCVなどの感染症ウイルスとHLAタイピングの話で、興味深いものでした。