経済発展を続ける中国では、そのうちに「所得倍増計画」が発表になるはずだと、北京の人達が言っておりました。
「所得倍増計画」といえば、経済復興著しい当時の日本において、池田勇人総理大臣（当時）がぶち上げた経済政策でした。
そして、その目標が実際達成され、国民の生活が大変豊かになっていきました。
しかし、その一方、労働単価が値上がりし、国際的な価格競争では持たなくなってきます。
そこで、先進技術の開発へ向い、「Made in Japan」のブランドの確立へと繋がっていったのでした。
そういった昭和30年台の日本とそっくりな状況が、中国で発生しているように思います。
その中国の現実と将来は、きっと中国だけの問題ではなく、日本にとっても大きくその将来が関係してくるように思われます。
