本日、午後1時半から、東京大学工学部2号館3階の機会系会議して、HPC1戦略プログラム分野1キックオフ会合がありました。
HIPCとは、「high-performance computing」のことです。つまり、ハイ・パフォーマンス・コンピューティングは、高性能計算、単位時間内に多くの計算を行おうとするものです。
「どうして2番じゃだめなんですか?」という蓮舫議員の仕分けの時の発言で有名になりましたが、神戸で世界一を目指して理研と富士通が「次世代スーパーコンピュータ」を現在建設中です。
その愛称を「京(KEI)」といいうます。数字の「千」、「万」、「十万」、「百万」、「千万」、「兆」でいう「兆」の1万倍の桁のことです。
その「京」を生命科学で戦略的に活用しようというプログラムが走り出すキックオフ会合が行われました。
さまざまな挑戦的なシミュレーションや大規模データ解析が予定され、教授もその一翼を担うつもりです。
今後の生命科学の発展には必須な計算資源ですが、どう使いこなせばいいかには、まだ多くの課題が残されています。