啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

山崎富栄と太宰治


 作家の松本侑子さんが、「恋の蛍」という評伝小説を書き、最近、鈴木整形医院の田熊先生から送っていただきました。
 それも、松本侑子さんの教授宛の送り文と自筆の署名付きでした。
 しかも、新田次郎文学賞受賞に輝きました。
 早速に、田熊先生と松本さんにお礼状を出した次第です。
 「人間失格」などの作品を残しながら、永遠の愛をもとめて壮絶な最期を遂げた太宰治
  入水という悲しくも激しい命の絶ちかたに、山崎富栄は太宰とどう向き合ったのか?
  太宰治生誕100年に実にふさわしい小説の刊行と想われます。