啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

25%節電〜研究の停滞をどうヘッジするか

さまざまなところで、この夏に向けての電力消費量25%削減に向けて動き出しています。
遺伝研の全体における総電力消費量は大体2000kKWです。この25%を削減するとなると、全体として約500KWを節約しなければなりません。
このため、通常の電気の使い方を調べたところ、照明は全体の8%程度しか占めていませんでした。
 一方、マウス飼育の維持管理用の電力やスーパーコンピュータの使用電力はかなりのものになることが分かりました。たとえば、スーパーコンピュータやサーバー群の使用電力は全体の19%を占めています。
 遺伝研には、幸い自家発電装置が複数台あり、止めることのできないマウス飼育などは、優先的にそれらが使われることになります。
 いずれにしても、研究の停滞がかなり進むものと考えられ、それに対する対処が方策が早急に必要であると思われます。