啐啄同時

若手研究者を応援するオヤジ研究者の独白的な日記です。

2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

B型肝炎 Revisited

HIV、C型肝炎ウイルス、SARS、A型インフルエンザウイルスなど、新興・再興感染症ウイルスは、時代とともに、研究対象としての主役の座を新しいものに譲り渡しながら、次々と変遷してきました。 そして、また今、B型肝炎ウイルスが大きな注目を浴びています。…

情報拠点の準備状況

文科省プロジェクト「構造生命科学」の準備状況が進んでいます。3つの拠点(解析拠点・制御拠点・情報拠点)で、構造生物学を他の生命科学にプロモートして、新たな共同研究を開拓しようというプロジェクトです。 解析拠点には、高エネ研のフォトンファクト…

高等検察庁

日本の裁判制度においての三審制。高等裁判所に対応する検察庁。

被災地から送られた『ありがとう』に外国人涙・涙・涙 - VNN.jp.mp4

多くの「ありがとう」を世界に届けましょう! http://www.youtube.com/watch?v=nN2pTaddOCA&feature=related

1960年代の「若者たち」

1966年、ザ・ブロードサイド・フォーというフォークソング・グループが、同名のテレビドラマの主題歌として歌った歌が大ヒットしました。 (若者たち :作詞 藤田敏雄、作曲 佐藤勝、唄 ザ・ブロードサイド・フォー) 「君の行く道は 果てしなく遠い だのに…

理研の伝統

本日は七夕の日ですが、理研では毎年この日に「ビジョン・ミーティング」が催されています。若手研究者の登竜門にもなっていると言われ、この七夕ミーティングに選ばれて発表できるのは栄誉だと聞いたことがあります。 このような発想のいいミーティングは、継…

 コロネット作戦

コロネット作戦では、1946年3月1日、湘南海岸や九十九里浜からの上陸が予定され、南東と南西から東京を挟み撃ちにして約10日間で包囲するべく、総兵力107万人・1900機の空軍機の空前絶後のアメリカ軍の兵力が陸海空ともに投入される予定でした。ノルマンディ…

 オリンピック作戦

オリンピックと言えば、今ならもうすぐ始まるロンドン・オリンピックのことですね。我が国でも、金メダルを何個獲得するかのために、いわゆる「オリンピック作戦」が各種目でねられています。 しかし、このオリンピック作戦とは内容が全く異なる「もうひとつ…

ダウンフォール作戦

太平洋戦争当時、アメリカ参謀統合本部は、1945年2月のヤルタ会談の前までに「日本本土上陸作戦」を計画していました。この作戦は、ダウンフォール作戦(Operation Downfall)と名付けられました。 海上封鎖を伴う兵糧攻め作戦と、原爆投下・化学兵器使用作戦…

福島原発事故調査報告書

この調査委員会の委員長は、黒川清先生。福島原発事故は「人災」と断定。この歯切れのよさは、黒川らしい。また、「まだ事故は終わっていない」という先生の言葉の重みは、被災者の方々への思いとともに、実に身にしみるものです。

ヒッグス粒子発見か?

全世界のビッグニュースでした。ジュネーブの欧州合同原子研究機関(CERN)が物質の質量の起原とされるヒッグス粒子とみられる新粒子を発見したと発表。 「アトラス」と「CMS」といわれるそれぞれ約3,000人からなる2つの研究チームの合計約6,000人が研究を…

「離党」と「除籍」

消費税法案をめぐって、民主党の分裂が発生。出て行くほうは「離党」といい、出て行かれるほうは「除籍」という。双方ともに今後どうなっていくのかよく分かりませんが、「正義・不義」・「適・不適」・「好き・嫌い」など、いくつかの二律背反の論理判断が…

うるう秒

グリニッジ標準時で6月30日の深夜,地球の自転にあわせるためにうるう秒(a leap second)が23時59分60秒として挿入されました。この1秒が世界各地のコンピュータシステムを混乱に陥れたといわれています。Linuxもその例外ではなく,いくつものトラブルが報…

明鏡止水(めいきょうしすい)

「邪念もなく澄み切って落ち着いた心の有様。」 明鏡とは一点の曇りもない鏡のことで、止水とは動きもなく止まったように静かにたたえている水のこと。

「むすんでひらいて考」

童謡「むすんでひらいて」は、フランスの思想家ルソーの作曲であることは有名な話ですが、これほどまでに様々な歌詞をつけられて世界中で歌われている曲は少ないらしいです。 海老沢敏先生(元国立音楽大学学園長)著の「むすんでひらいて考:ルソーの夢」(…