横浜駅と新横浜駅は、かなり離れています。大阪駅と新大阪駅との離れ方より、ずっと大きいです。 三島からの遠乗りだと、一般に東海道新幹線が一番便利ではありますが、総研大本部のあります葉山に行くには、逗子駅まで東海道線と逗子線で行くことになります…

コホート研究が、我が国で多面的に展開されようとしています。大きなコホート研究で著名なものを上げると、以下の５つか６つではないでしょうか？ （１）東北メガバイオバンクプロジェクト（住民コホート） （２）厚労省傘下の6国立センターの疾患ゲノム連携…

今年の復興予算用いて、文科省のサポートで｢東北大学メガバイオバンク｣プロジェクトが始まりましま。 健常者の方々はもちろん、患者の方々もあわせて、被災地の人々の健康調査やゲノム研究が始まるのです。いわば、｢住民コホート｣という範疇の調査研究となり…

Nature (2012)485:459の5月24日(木)号によると、「ペルオキシレドキシンの酸化還元周期が概日周期の普遍的マーカーで、生物の全ドメインに共通する」という大きな発見の論文が出ました。 約25億年前に起こった大酸化事変以降に、細胞の時計機構と酸化還元恒…

WEDGE 2012年6月号の36ページからスペシャルレポート「除染・津波 ゼロリスクの罠」という記事がありました。 ゼロリスクを求める声と、安全性の基準の置き方とのギャップ。科学的問題だけではなく、社会的問題として解決すべき事態のようです。

静岡新聞SBS-アットＳやその他の主要な新聞などによりますと、介護を受けないで元気でいられる平均年齢の「健康寿命」は、女性では静岡県が全国1位で、男性では全国2位とのことです。 「健康寿命 静岡県女性７５・３２歳で全国一 厚労省(2012/6/ 1 14:08) 介…

「機能が分かれば構造が分かる」と「構造が分かれば機能が分かる」のパラダイム対決は、もちろん「対象とするタンパク質による」というのが優等生的回答でしょうが、はやり「構造が分かれば機能が分かる」と考えている人は少ないでしょう。 となると、機能未…

構造生物学を他の生命科学に波及させ、構造生物学の視点で生命科学を見てみようという新領域を、「構造生命科学」と言います。 では、どういうときに構造生物学が役に立つのだろうか？いま、構造生物学を「タンパク質の立体構造を解明すること」と、あえて非…